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チャーミングケアで医療を支える活動

小児医療の現場では、重い病気と戦う子どもとそれに心を痛める家族が日々がんばっています。
特に、子どもが病気にかかると家族はケアにつきっきりになりますが、どんどん気持ちも滅入っていくのが当たり前です。
また、チューブや点滴のために市販の子ども服を着せられなかったりといった悩みもあるといいます。
そこで、チューブや点滴があっても着脱の介助がしやすいよう、子ども服を自作したお母さんがいるそうです。
着脱しやすさが看護師さんにも好評で、きれいな色で作ったので病室も明るくなったとのことでした。
こういった活動は「チャーミングケア」と名付けられ、病気と戦う子どもたちを助けています。
治療のために髪が抜けたことを気にする子どもにかわいい帽子を作ったり、胃ろうのチューブの可愛らしいカバーを自作したりという試みもあります。
これは、医療だけでは手が届かない部分と言えるでしょう。
今では市民団体としてチャーミングケアの活動が広がっています。

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